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漱石カフェ Sōseki Cafe

夏目漱石の魅力を語るトークイベント

  2019年6月14日(金)19:00〜20:45

「漱石の〝冒険〟と創造性」

西洋と日本のはざまに立って、ユニークな視点から漱石文学を読み解くイギリス人評論家と、漱石作品にトラウマと癒しを読み解く心理療法家が、

“冒険”をキーワードに漱石の創造性をめぐって語る。

  ダミアン・フラナガン作家・評論家)

「漱石とニーチェ~生と死の創造性をめぐって」

原田広美(心理療法家・舞踊評論家)

「漱石の〈夢・冒険・トラウマ〉と創造性」

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18:40開場 19:00開演

会場

サロンド冨山房フォリオ

(東京都千代田区神田神保町1-3 冨山房ビルB1)

​ *地図はページ下部をご参照ください。

参加費

1500円(1ドリンク付き)

 

定員

40名(定員に達し次第、申込を締め切ります)

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会場

サロンド冨山房フォリオ(東京・神田神保町)

イベント案内

小林敏明「夏目漱石と西田幾多郎」

漱石の主要8作品に“孤独と憂鬱”を読み解いた『憂鬱なる漱石』(せりか書房)に続き、『夏目漱石と西田幾多郎』(岩波新書)を上梓したドイツ在住の哲学者・小林敏明氏が、近代日本が生んだ漱石と西田の人と思想をめぐって語る第一夜。

開催日

2017年9月29日(金) 

下記のいずれかの方法でご予約・お申し込みください。

  • 本サイトからの申込(こくちーず)

  • メールによる申込 → realarena.tokyo@gmail.com

  • FAXによる申込 → FAX番号03-5291-7760

お名前・連絡先(メールアドレスまたは電話番号)を明記のうえ、お申し込みください。なお、定員に達し次第、申込を締め切ります。

参加費は当日、受付にてお支払いください。受付時にドリンクチケットをお渡しします(ワンドリンクは各種ソフトドリンクのほか生ビールもございます)。

また、会場では関連書籍等の販売も行います。

 

主催:漱石カフェ実行委員会

小林敏明(こばやし・としあき)

1948年、岐阜県生まれ。哲学・精神病理学。

1996年、ベルリン自由大学にて博士号取得。2006〜2015年、ライプツィヒ大学東アジア研究所教授を務めた。

主な著書に『西田幾多郎の憂鬱』『西田哲学を開く』(ともに岩波現代文庫)、『夏目漱石と西田幾多郎』(岩波新書)、『憂鬱なる漱石』(せりか書房)、『廣松渉――近代の超克』(講談社学術文庫)、『父と子の思想――日本の近代を読み解く』(ちくま新書)、『柄谷行人論――〈他者〉のゆくえ』(筑摩選書)など。

イベント案内

小林敏明「夏目漱石と西田幾多郎」

漱石の主要8作品に“孤独と憂鬱”を読み解いた『憂鬱なる漱石』(せりか書房)に続き、『夏目漱石と西田幾多郎』(岩波新書)を上梓したドイツ在住の哲学者・小林敏明氏が、近代日本が生んだ漱石と西田の人と思想をめぐって語る第一夜。

開催日

2017年9月29日(金) 

イベント案内

漱石カフェ2019「漱石の〝冒険〟と創造性」ゲスト紹介

ダミアン・フラナガン「漱石とニーチェ~生と死の創造性をめぐって」
世界文学としての漱石の魅力とは何か。従来の漱石研究の視点を超えて、ユニークな文学論を著し、漱石作品の英訳も手がけるダミアン・フラナガン氏が、西洋と日本のはざまで漱石の真の創造性と魅力に迫る。

ダミアン・フラナガン(Damian Flanagan)

1969年、イギリス・マンチェスター生まれ。作家・評論家。マンチェスター・グラマー・スクールを卒業後、1987年から5年間、ケンブリッジ大学のモードリン・カレッジに在籍。1989年から90年にかけて国際基督教大学で1学期を過ごし、その後京都で1年留学。1993年から6年間、神戸大学で日本文学研究に勤しみ、2000年に博士号取得。日英で著作活動を行っている。著書に『日本人が知らない夏目漱石』(世界思想社)、『世界文学のスーパースター夏目漱石』(講談社インターナショナル)、“Yukio Mishima”(Reaktion Books)など。漱石『倫敦塔』の英訳を手がける。

 

 

 

原田広美「漱石の〈夢・冒険・トラウマ〉と創造性」
新著『漱石の〈夢とトラウマ〉』(新曜社)で、独自の視点から漱石作品を読み解いた原田広美氏が、漱石の成育歴に由来する〈夢とトラウマ〉、漱石の『それから』『門』を中心に、作品に現れた〈夢・冒険・トラウマ〉と創造性をめぐって語る。


原田広美(はらだ・ひろみ)

心理療法家・舞踊評論家。こころの相談室「まどか研究所」主宰。國學院大學文学部卒。東京ゲシュタルト研究所所長のリッキー・リビングストンより、夢とアートを用いたゲシュタルト療法の指導者養成トレーニングを受ける。著書に『やさしさの夢療法―夢のワークと心の癒し』(日本教文社)、『舞踏大全―暗黒と光の王国』(現代書館)、『国際コンテンポラリー・ダンス―新しい〈身体と舞踏〉の歴史』(現代書館)、『漱石の〈夢とトラウマ〉―母に愛された家なき子』(新曜社)など。

 

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​撮影:鈴木淑子

イベント詳細
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開催要旨

会場:サロンド冨山房フォリオ(東京都千代田区神田神保町1-3 冨山房ビルB1)

参加費:1500円(1ドリンク付き)

定員:40名(定員に達し次第、申込を締め切ります)

ご予約・お申し込みは、下記のいずれかの方法で承ります。

1)上記各回「お申込」ボタン からの申込(「こくちーず」ページ)
2)メールによる申込 → realarena.tokyo@gmail.com
3)FAX による申込 → FAX 番号03-5291-7760
お名前・連絡先(メールアドレスまたは電話番号)を明記のうえ、お申し込みください。

参加費は当日、受付にてお支払いください。受付時にドリンクチケットをお渡しします(1ドリンクは各種ソフトドリンクのほか生ビールもございます)。

また、会場では関連書籍・グッズ等の販売も行います。

主催:漱石カフェ実行委員会

漱石カフェ​

について

文豪・夏目漱石は、2016年に没後100周年、2017年に生誕150周年を迎えました。岩波書店から新しい全集が刊行され、各種シンポジウム・イベントの開催や関連書の出版が相次いでいます。

また、2017年9月24日に、漱石が晩年暮らした「漱石山房」(東京・新宿区)の跡地に「新宿区立漱石山房記念館」が開館しました。

1世紀の時を超えて、いまなお多くの人に読まれ、愛されつづけている漱石の魅力について語るトークイベント「漱石カフェ」を2017年より開催しています。

2019年は「漱石の〝冒険〟と創造性」と題し、漱石をこよなく愛する2人のゲストをお招きして、漱石の人と作品の魅力に新しい光をあてるお話をいただきます。

​漱石にゆかりのある東京・神田神保町で、初夏の夜のひとときをお過ごしください。

​漱石カフェ実行委員会

*「漱石カフェ」は、編集者の竹中を発起人として、フリーランス・会社勤務を含む編集者をはじめとした出版関係者、デザイナー、古書店、大学教員、学生等の有志によって運営されています。

​2017年に開催したイベント

第1回 小林敏明「夏目漱石と西田幾多郎」

漱石カフェ第1回は、2017年9月29日、ドイツ在住の哲学者・小林敏明さんをお招きして、「夏目漱石と西田幾多郎」をテーマにお話いただきました。

​当日は、40名を超える多くのみなさんにお越しいただき、熱気あふれるひとときとなりました。ゲストの小林さんをはじめ、ご来場のみなさんに御礼申し上げます。

ちなみに、小林さんの最もお好きな漱石作品は、『吾輩は猫である』だそうです。

第2回 桂川潤「漱石とブックデザイン」

漱石カフェ第2回は、2017年11月8日、装丁家の桂川潤さんをお招きして、「漱石とブックデザイン」をテーマにお話いただきました。

​当日は、まずご来場のみなさんとともに教材となる資料を折って折丁をつくり、桂川さんにご持参いただいた漱石本をはじめとする貴重な本(右の写真)をご覧いただきながら、漱石本の装丁の美しさやそのデザインに隠された秘密について熱く語っていただきました。

ゲストの桂川さんをはじめ、ご来場のみなさんに御礼申し上げます。

第3回 香日ゆら「夏目金之助を描くということ」

漱石カフェ第3回は、2017年11月22日、漫画家の香日ゆらさんをお招きして、自著『夏目漱石解体全書』執筆の裏話と、人間・漱石の魅力についてディープに話いただきました。

第4回 伊藤かおり「漱石作品のなかの男と女」

漱石カフェ第4回は、2017年11月29日、気鋭の漱石研究者の伊藤かおりさんをお招きして、明治という時代と漱石の人間観をめぐってをお話いただきました。

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関連情報

 関連情報 

​夏目漱石が晩年まで暮らした居宅跡に、2017年(平成29)9月24日、新宿区立漱石山房記念館が開館しました。漱石の生涯をたどる展示や復元された書斎など、ゆかりの地で往時をしのぶことができます。

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​会場:サロンド冨山房フォリオ

(東京都千代田区神田神保町1-3 冨山房ビルB1)

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